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2013年7月11日 (木)

ネット選挙でFacebook対決 ‐「党首力」の差歴然 海江田代表への「いいね!」数の惨状‐

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ネット選挙が解禁されて初めての選挙となる今回の参院選。自民党と民主党、それぞれの党首である安倍首相と海江田代表によるFacebook(以下fb)上での活動を中心に、ここまでの活用方法について分析してみたい。

本ブログでは、安倍首相によるfb活用の卓越性について何度か議論させていただいた(記事下「関連記事」参照)。同氏が優れている点は、既存メディアをバイパスして、直接有権者に働きかけるという、SNSの特徴を最大限生かしたコミュニケーション戦略であり、主要な政治家の中で、最もネット選挙解禁を味方にしている政治家だといえよう。

安倍首相はこれまで自身のfbページで、TBSによる印象操作を批判し(本ブログ「安倍総裁 印象操作問題でTBSに完勝! -露呈した大手メディアによる政治報道のアナクロニズム-」参照)、仙谷民主党副代表が昔ながらの手法で討論を呼びかけてきたことをfb上で暴露し、同氏を沈黙させ(同「自民党安倍総裁の効果的SNS活用術 -絡んできた仙谷氏を撃退などなど-」参照)、また、昭恵夫人に対する『女性自身』による中傷記事に対して反論(同「昭恵夫人を護る「男」安倍晋三 ‐『女性自身』の「捏造記事」に訂正を要請‐」参照)するなど、数々の「成果」を上げている。

それぞれの記事に記した安倍首相の主張を読んでいただければよくわかると思うが、首相は、時にユーモアを交えながらではあるが、敢えて強めの言葉遣いで自身の主張を文章にしている。これはインタラクティブなネットメディアにおいては、決定的に重要な要素だと考える。何故なら、そうした普段の首相とは違う姿をネット上で見せることは、ネットユーザーに対して「希少感」を与え、首相の存在をより身近に感じるからだ。

テレビ・新聞などの「守旧メディア」しかなかった時代、我々は一国の宰相の言葉を、メディアによって一方的に編集された文字、あるいは映像でしか知り得なかった。しかし、上述の事柄などについて、安倍首相は良い意味で感情的、というか喜怒哀楽を明確にした言葉をfb上で発している。それがネット上の有権者の心を掴む。

例えば昨年の自民党総裁選前、民主党の主張について、「そもそも政治家として『中道』を主張する人とはいったいどんな人物でしょうか?左側の人がより左に寄れば自分も少し左に移る。また右の人が右側に寄ればすっと右に身を寄せる。つまり『自分の信念も主張も無い人達』の事です。堕落した精神の、ひたすら大衆に媚びる姿がそこにあります。こうした人達には時代を切り開いて行く気迫も覚悟もありません」と痛烈に批判。また、最近では、毎日新聞に掲載された田中均元外務審議官による安倍内閣批判について、「彼に外交を語る資格はありません」と切り捨て(6月12日付投稿)、首相による田中氏への発言について批判した細野民主党幹事長については、「『民主党は息を吐く様に嘘をつく』との批評が聞こえて来そうです」とコメントしている(6月16日付投稿)。

再登板となった安倍首相は、すっかり「喧嘩上手」になったようだ。前回首相を務めていた頃はまだSNSなどが今ほど政治的な影響力を持たず、メディアでは安倍首相が無礼な質問などに対してムキになって反論する姿ばかりが報じられた。しかしネットメディアの普及、そしてネット選挙解禁は首相にとって相当な追い風になっていると思われる。

参院選に突入して以降の安倍首相のfb活用法は、まさに戦略的だと言えよう。日々、自身が応援に行った候補に関しての投稿を行い、その県についての思い、候補者の実績に触れたうえで、投稿の最後には必ずその候補者のウェブへのリンクを貼っている。そしてその合間に「秘書」氏が登場し、首相の食事の様子や補足情報をアップし、有権者に親近感を持たせるとともに、しっかり情報提供を行っている。

首相の投稿に対しては、常時7000以上、時には20000を超える「いいね!」が付き、「コメント」も数百に上る。しかもほとんどのコメントが首相に対して肯定的なものであり、首相は最大限ネット選挙のメリットを享受しているように思われる。

一方、民主党代表の海江田氏のfbページは相当「悲惨」な状態だ。民主党の不人気、同氏のカリスマ性の無さもさることながら、一番の問題は、同氏の主張に「魂」がこもっていないことだろう。上述のように、安倍首相は(おそらく)意図的に、ネットユーザーを意識した「感情的」な情報発信を行っている。それに対して海江田氏の投稿は、メディアの特性を考慮することなく、「守旧メディア」でコメントするのと同様なスタンスでfbを使っているだけで、ネット選挙で得られる利益を全く理解していない。予定調和的、無難なコメントなどネット上の誰をも刺激しない。

民主党ほどの組織であれば、超一流の「スピン・ドクター」を雇えるはずなのに、そうした容易なネット選挙対策を行うこともなく、党首を国民からのサンドバッグにしている現状に対して、メディアの専門家としては大いなる疑問を抱く。民主党の反海江田勢力が、同氏を徹底的に打ちのめそうとしているのかと。以下、具体的に海江田代表のfbページの状況を議論したい。

同氏の投稿に対する「いいね!」は、平均して20前後…。この数字がどれほど低いのか、fbユーザーの方にはよくご理解いただけるだろう。「友達」が100人程度の一般人が投稿しても、20程度の「いいね!」は容易に獲得できる。それにもかかわらず、野党第一党の党首の投稿へのそれが20前後というのは、普通に考えてあり得ない。どれほど不人気なのか。しかも、海江田氏の投稿全てを分析したわけではないので、定量的分析の結果とは言えないまでも、「いいね!」している面子がほぼ固定されている。つまり、熱狂的民主党支持者、あるいは同党の利害関係者、いわば「サクラ」が「いいね!」しているのであり、一般有権者の支持はほぼ皆無と言えるだろう。

同氏に対する「コメント」は数十程度はある。その数が安倍首相に対するそれの10分の1であることは、民主党にとっては大きな問題だ。あくまで一つの指標に過ぎないとは言え、「党首力」が10:1であるとも考えられるからだ。しかしそれ以上に問題なのは、それらのコメントのほとんどが同氏、あるいは民主党に対しての否定的なコメント、そしてそれに対する「サクラ」の反論であって、安倍首相のページで見られるような応援する動きもなければ、一般有権者の参加を喚起する「パブリック・フォーラム」的な場にもなっていないという事実だ。

7月11日付スポニチには、「民主・海江田代表FB『逆効果』批判コメント投稿で“大荒れ” 」と題した記事が掲載されている。

同紙は、「先月3日にページを開設。FBで積極的に発信する安倍首相に対抗するためだったが、意に反して『民主党は嘘つき』『また泣くのか?』など批判的なコメントが集中。かえってマイナスイメージを広める結果になっている。もともと(海江田代表は)ネット選挙への抵抗感を語っており、不得手な戦い。『ページは閉じないが、ひどい書き込みはブロックすることも検討している』と説明。『逃げた』などの批判が起きる可能性もあり、痛しかゆしの戦いを強いられている」と指摘。

実際、海江田代表のfbページのコメントを見ると、既に投稿が削除されたり、ブロックされているユーザーがいるようだ。

政治家としてSNSで情報発信を行おうとするのであれば、それがツイッターであれfbであれ、厳しい批判に晒されるのは当然だろう。インタラクティブであるのが、その大きなメリットのひとつなのだから。そうした批判を、「削除」、あるいは「ブロック」によって封じようとするのは、民主主義国家の政治家、ましてや大政党の党首としてあるまじき行為と断じざるを得ない。それほど批判が怖いのなら、fbなんて止めろと言いたい。

安倍首相がfbで絶大な人気を得たプロセスを真似れば、同じような人気が得られると考える浅はかさ。そうではなくても、ネット選挙が解禁された以上、必然的にそれに対応しなければならないと考えたところ、このような結果になってしまったのかもしれない。いずれにせよ、党首の「SNSリテラシー」の差が(と言うか、海江田氏をフォローするスタッフのレベルの低さが)、自民・民主の間に横たわる現実的な差を、ネット上でさらに拡大してしまったことは間違いない。

こう言うとこじつけになるかもしれないが、仙谷由人元官房長官に代表される左翼の隠蔽体質、陰湿さを持った民主党は、所詮ネット選挙という開かれた民主主義に対応できないということになるのだろう。

「党首力」によって、参院選の勝負は既についていると言っていい。鳩山氏、菅氏など首相経験者が反日活動を行う政党など(鳩山氏はもう党員ではないらしいが)、これからの日本には必要ない。彼らは十分、日本を「壊して」くれた。反日民主党政権による'scrap'の時代はもう終わった。こらからは親日安倍政権による'build'の時代に突入する。そのためのプロローグとして、「民主党消滅」というのは、真の日本人にとって「吉兆」だと言えるだろう。

Good‐bye 民主党, and we'll never see you!!


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コメント

ありがとうさん、こんばんは。いつもコメントいただきましてありがとうございます。返信が遅くなってしまいまして済みませんでした。

全く同感です。昨日の選挙速報を見ても、「安倍憎し」という反日メディアの偏向が明らかでしたよね。

参院選での自民党の勝利によって、公明党問題はあるにせよ、政治的には一歩前進でしょう。今後の課題は反日メディアとどう対峙していくかですね。民放や新聞はしようがないにせよ、公共放送であるNHKの見直しなどは速やかに行われてしかるべきですよね。言論を封殺せよとは言いませんが、この放送局はどう考えても「国害」でしかないと思われますので。

結局、マスコミの全面的協力の下、軍国主義者だの平和の敵だのといったレッテルはりだけで反対意見を封殺してきた左巻きと、曲がりなりにも言論の力で戦ってきた右側との差が諸に出てきたということなんじゃないでしょうか。今、左巻きの連中は、自民党が自由な言論を妨害していると大騒ぎしていますが、そもそも言論の自由を一番、妨害してきたのは、コイツラなんですけどね。

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