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2013年3月14日 (木)

偏向報道NHKを解体せよ!Part 4 ‐「作られた」韓流ブームなどNHKが仕掛ける中韓「文化帝国主義」‐

Isigaki


これまで、NHKの偏向報道を議論してきたが、今回は報道以外の番組におけるNHKの「偏向」について議論してみたい。

「文化帝国主義(Cultural Imperialism)」という言葉がある。これは、ジョン・トムリンソン(John Tomlinson)によって一般化された概念で、簡単に言うと、ある国の文化や言語などを別の国に植えつけ、発達させて、自らの文化に従属させる文化的侵略のことだ。

これは武力行為等による侵略とは違い、自らの文化を相手に受け入れやすくさせる状況をつくりあげ、「支配」を意識させることなく浸透させ、やがて相手国おいて大きな社会的影響力を及ぼすようにする、非常に巧妙な侵略行為。

「文化帝国主義」の例としてよく挙げられるのは、アメリカのハリウッド映画やテレビドラマなどだ。

ハリウッド映画、またはアメリカのテレビドラマで描かれる同国の大衆文化は、一貫してアメリカのソフトパワーの切り札であり、そのイメージ向上への貢献も大きいとされる。事実、戦後の日本では、スクリーンやテレビ画面を通して見るアメリカ人の文化や生活に憧れ、現在のアメリカナイズされた日本人の生活スタイルを考えれば、それはもちろん日本人自身も望んだことではあるが、社会の奥深くにアメリカ文化が根付いた(根付かされた)と言えるだろう。

これは日本に限らず、どの国でも同様に見られる現象である。他国の思想を娯楽を通して無意識に、しかし深く吸収すれば、その国に対しての好感度は極めて高くなる。それに対しての危機感を持つ国々もあり、例えばフランスなどは、国内で放映される映画の中で、必ず自国の映画を一定の割合で放映しなければならないと定めている。

さて、本題のNHKに関する議論を、上述の「文化帝国主義」の観点から論じてみたい。

NHKもかつては、アメリカを中心とする海外のテレビドラマを多数オンエアしていた(以下、ドラマは全てNHK総合でオンエアされたもののみ)。僕の世代で言えば、「大草原の小さな家」、「ドクター・クイン~大西部の女医物語」、「ビバリーヒルズ高校白書」、「ER緊急救命室」などが人気だった。これらは全てアメリカで制作されたものであり、それ以外もほんどんどがアメリカで、一部イギリス制作のものがある程度だった。

この「アメリカ至上」の傾向は2000年代初頭まで続くが、 それが2004年一変する。そう、「冬のソナタ」の登場によってである。このドラマは中高年の女性を中心に大ヒットし、いわゆる「韓流ブーム」の先駆けとなった。

「冬ソナ」の大ヒットを機に、民放も韓国ドラマを積極的にオンエアするようになり、それに伴い、日本人の韓国への好感度は飛躍的に高まったと考えられる。

しかし、この韓流ブームは「仕掛けられたもの」であることが、ネットを中心に明らかにされている。日本文化チャンネル桜代表・水島総氏は、そのブームは電通の成田豊社長(当時)が主導して、NHKからテレビ東京まで全てのマスメディアが揃って、国民の意識を洗脳した、と指摘する。

同氏は、「つまり韓流ブームとは、電通とテレビ局を通して、日本人の反朝鮮感情を転換・払拭する壮大な社会実験だったわけです。…終戦直後のアメリカが、軍部と戦争指導者の“悪”を大東亜戦争の“唯一の真実”だと宣伝して、日本人を洗脳しました。それと同じように、電通という巨大広告代理店が、アメリカ退潮とともに変化する東アジア情勢の中で、中国や韓国が提示した利権に目がくらんで、日本人の意識を変えようと試みた。もちろん中国は、戦前の日本を一方的な加害者に仕立て上げるプロパガンダに成功してきましたが、韓流・華流はもっとソフトなやり方で、日本人を洗脳しようとするものです」とする。

また、「韓流ブームは、日本メディア史における第二の敗戦(アメリカによる洗脳に次ぐ、という意味であると思われる)であり、歴史に残る事態だと思いますね。映像を使ったプロパガンダ機関というテレビの特質を利用して、戦略的に国民的洗脳を仕掛けたのが、韓流ブームの本質です」と結論づける(三橋貴明著「大マスコミ疑惑の報道」)。

僕はNHKがどの国のドラマ、あるいは映画を放映しても、それが単純に「娯楽」の範疇に止まるものである限りにおいては、特に問題ないと考える。しかし、特定の国の利益を追求し、日本国民の思想を巧妙に操作することを目的とするものであるならば、断じて許されない。公共の電波を使い、国民から受信料を徴収することによって成り立っているNHKが、他国を利するための放送を行うことなどあってはならないからだ。

そうした観点から見て、NHKが仕掛けた「韓流ブーム」は一線を越えたものであったと断じざるを得ない。NHKの影響によって、今は韓流ドラマがテレビに溢れている。特にBSの番組表を見ていただければご理解いただけると思うが、まさに韓流ドラマ一色といっても過言ではない。

NHKの思惑通り、「冬ソナ」以降、韓国の好感度は上がり、韓国への旅行者も増えた。それが直ちに「悪」だとは思わないが、バカな視聴者の中には、日本の国益を損なう問題においても「親韓」であったり、「韓国は素晴らしい国」、「韓国男性は日本男性よりも優しい」などという「幻想」を抱く者すらいる。それほど韓国が素晴らしい国かどうかは、同国における強盗、レイプなど凶悪犯罪の発生率を確認してから判断してもらいたいものだ。

また、NHKの中国に関する番組に対しても、批判は絶えない。例えば、2012年10月から放映された「NHKスペシャル『中国文明の謎』」について。寺岡伸章氏は、「NHKは中国の宣伝機関なのか」と題した自身のブログの記事の中で、「中国政府の視点や価値観で番組を作り、それを日本人相手に放映しているのである。日本の専門家あるいは日本人の立場からの中国文明像を放映するのであれば理解できるが、それは微塵も感じられなかった。これでは受信料を支払う気力が萎えてしまう」と、NHKを批判。

寺岡氏は、同番組は、古代4大文明の中でなぜ中国文明だけが滅びることも、分裂することもなく継承されてきたかを探ろうとするものであるが、中国の歴史は統合と分裂の繰り返しの歴史であり、分裂の時期も相当に長く、少数民族に支配されたこともある。つまり、中国文明は継続していない、と指摘。そしてNHKが放送した内容は、「中国の学校で現在教育されている思想にしか過ぎない。これは歴史の捏造であり、間違いである」と批判する。

また、既出の水島総氏は、2007年にオンエアされた「関口知宏の中国鉄道大紀行 〜最長片道ルート36000kmをゆく〜」について、「やらせの典型」だとする。「生放送をうたっておきながら、旅先で出会う中国人は皆親切で、いい人しか出てきません。ひとり旅で席を外しても荷物を盗まれたりしないし…。すべて中国共産党がアレンジしたやらせなのです」と、同番組に真実性がないことを指摘。


この番組は中国の現実を伝えていないとしたうえで、「NHKを通して中共を正当化するプロパガンダが流されているわけです。日本人は受信料をわざわざ支払ってインチキ情報を買わされて、喜んで観ていることにすら気づいていない。とても悲惨は姿です」とする(同上)。

以上、NHKが行う中韓のための「文化帝国主義」の例をいくつか紹介させていただいた。NHKはこうした親中韓の番組を垂れ流す一方で、両国の「暗部」について触れることはない。

上でも触れたとおり、日本と比べて、韓国では凶悪犯罪が非常に多い。外務省海外安全ホームページの「韓国警察白書(2011年版)(抜粋・要約)」の中にある韓国での主要犯罪の件数と、法務省「平成24年版犯罪白書のあらまし」の「犯罪の動向」にある日本でのそれを比べれば、人口比で考えて、韓国における犯罪発生率がいかに高いか理解していただけるだろう。

例えば、殺人の件数は日本1051件に対し、韓国は1251件。強盗は日本3673件に対し、韓国は4409件。韓国の人口が日本の半分以下であることを考えれば、日本から見れば恐ろしく危険な国である。レイプなどの性犯罪は統計方法の違いがあるため、一概には論じられないが、殺人・強盗と同等以上だと推察される。

しかし、NHKは決してこのような、韓国にとっての「不都合な真実」を報道することはない。日本人の安全に関わる情報であるにもかかわらず、である。理由は分からないが(一部ではNHK内の在日の影響であるとも言われているが)、あくまで「冬ソナ」のような幻想の中の韓国であって欲しいのだろう。

また中国に関しても、チベット・ウイグル民族に対する非道なまでの弾圧が行われ、チベットにおいて、中国の弾圧に対する抗議のため100名ものチベット人が焼身自殺をしているにもかかわらず(2月14日付CNN.co.jp参照)、NHKは一切報道しない。

こうしたNHKの中国に対する報道姿勢を批判するため、2月23日にはデモが行われている(以下の映像参照)。





中国は、決してNHKが番組で描くような平和で、心穏やかにさせるような国ではない。何故、中国の他民族への弾圧を糾弾する報道を行わないのか。日本人であれば誰しも、公共放送による、このような報道の不作為による情報操作は決して許されないと考えていると思うのだが。


通常、日本を批判する事柄の場合、NHKにとっての主要な「海外」は中国と韓国でしかないのに、その「海外」で起こっている厳然たる事実については一切目をつむる。視聴者は、そのようなNHKのダブルスタンダードを十分理解し、警戒しなくてはならない。

よく「政治と文化は別」という主張が見受けられる。つまり国と国とが政治的に対立していても、その対立を文化交流にまで持ち込むべきではないという考え方だ。それには同意する。例えば、中国や韓国が政治的に許しがたい行為を行ったからと言って、「絶対、キムチや中華料理は食べない!」であるとか、「K-POPアイドルをテレビに出すな!」というような主張はあまりにナンセンスだ。

ただ、ある国が文化交流(というか流入)をトリガーとして、その政治的野心の達成に繋げる行為こそが、いわゆる「文化帝国主義」であり、日本においては、NHKは中韓の先兵として、報道番組のみならず、ドラマ、ドキュメンタリーなどの番組を通じて、極めて政治的な目的のために放送を利用していると考えざるを得ない。

ここまで述べてきたような、NHKが仕掛ける巧妙な「親中韓思想」の植えつけ。これによって日本国民が得られる利益は全くない。このような「反日放送局」を野放しにすること、況や公共放送として存在させることなど許されるはずがない。

安倍首相の心に今もあるものは、「戦後レジームからの脱却」。それによって今、日本は大きく変わりつつある。その思想に準じて、日本のジャーナリズムにおける「改革」を断行しようとするのであれば、まずはNHK解体が最初の一歩であることは間違いない。
(この章続く)

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偏向報道NHKを解体せよ!Part 3 ‐「世界」は中韓だけじゃない 特アの反日思想を押し付けるな!‐


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コメント

ありがとうさん、こんばんは。貴重な情報、ありがとうございます!

おそらく、日本にはこのような連中によって構成された組織が多数あり、色々なチャネルを使って反日工作を行っているのでしょうね。

そうした活動はどの国も行っていることなのでやむを得ないとしても、日本のメディア、特に公共放送が国益を無視した番組を垂れ流すというのは信じ難いです。

これまで日本国民に「害」を与え続けてきたNHKに、必ずそのツケを払わせましょう!!

韓国で在日(?)が日本での世論工作について説明している映像です。おそらく〝韓流ブーム″にもこの連中が何らかの形で関わっていたのではないでしょうか?。

http://m.youtube.com/watch?v=08HT4dD3hoI&desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3D08HT4dD3hoI&gl=JP

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