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2013年2月 4日 (月)

昭恵夫人を護る「男」安倍晋三 ‐『女性自身』の「捏造記事」に訂正を要請‐

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(写真は安倍首相fbページより)


安倍晋三首相は、2月1日、自身のfbページで、「安倍昭恵さん~首相公邸台所改装費に税金一千万円」と題された『女性自身』(2月12日号)の記事について、「びっくりいたしました」、「とんでもない捏造記事です」と述べ、「編集された方、どうかご訂正をお願いします」と記事の訂正を要請した。

安倍首相によると、記事は、「2007年の首相辞任は、自分がきっちり夫の健康管理をしてあげられなかったからだ」との後悔の念を強くもっている昭恵夫人が、「今度は前回以上に食事の面から夫をサポートしていかなければ」との思いから、首相公邸の台所を1000万円(税金)かけて改装するよう指示していると、自民党関係者の話として伝えているとのこと。

首相は、「私も昭恵も首相公邸のリフォームはおろか、ハウスクリーニングさえ依頼した事はありません」、「公邸に移るにあたって清掃や空調点検、あるいは壁穴の補修作業が入るというのは通例ですが、本来こちらが依頼し行うというものではありませんし、金額についても1000万円もかかる大げさな工事はもちろんありません」と、記事の内容を全面的に否定。

安倍首相は昨年10月18日にも自身のfbページで、『週刊新潮』(10月25日号)による昭恵夫人への中傷記事に対して、同誌から送られてきた質問状とそれに対する首相の回答を公表したうえで、半ばあきれ気味に「週刊誌の記事とは報道ではなく、小説に近いものだということを改めて実感いたしました」とコメントしている。

ご参考までに、その時の記事は、「寂しき『未来のファースト・レディー』 裏路地の居酒屋女将になった『安倍昭恵』の隙間風」と題され、3ページにわたるもの。昭恵夫人が店の外で酔っている写真を掲載し、「まるで、客に勧められるがままに呑み続けてしまった地方スナックのホステスの図である。そこには、次期ファースト・レディーたる自覚や威厳は微塵も感じられなかった」、「実は2人は仮面夫婦なのではないかと危惧する関係者は少なくないのである」などと報じている(下記画像、及びJCASTニュース参照)。


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首相による、こうしたfbへの投稿からは、自身に関しての「捏造記事」に対する怒りも然ることながら、昭恵夫人を護ろうとする姿勢が伝わってくる。安倍首相には、総理大臣として国民の生命・財産を護る責任があることはもちろんだが、その職責以前に、ひとりの人間として家族を守る責任があることも間違いない。

そう考えた時、上記投稿では怒りを抑制し、冷静に週刊誌の「偽り」を指摘してはいるものの、その奥に垣間見える、人間・安倍晋三としての夫人に対する責任、義務、あるいは大切な夫人を傷つける記事に対する憤りなどの感情を感じることができ、「男」としての心意気が伝わってきて 同じ男として感動を覚えずにはいられない。

この世界、どの国においても同様だが、タブロイド、ゴシップ誌などは、いわゆるジャーナリズムとはかけ離れた「与太話」を垂れ流す「幸災楽禍」的な、人間の最も汚い部分を刺激する醜悪なメディアである。

彼らは、憲法で保障されている「報道の自由」を濫用し、安倍首相のような公人のみならず、時には一般市民すら平気で傷つけ恥じることのない連中であり、個人的には、その存在意義は全くないと考えている。

一方で、上述のように、人間というものは「人の不幸は蜜の味」と考える生き物であるため、そうしたネガティブな好奇心を満たすことを欲する者が存在する以上、絶滅するには至らない存在でもある。

三流、あるいは四流誌の「捏造報道」など、一国の総理にとっては取るに足らないことかもしれない。そんなものを読む連中、ましてやそのような全く信頼性のないメディアによる真偽不明の記事を信じる連中など、そのメディアに見合った程度の連中であるし、どうでもいいといえばどうでもいい。

もし件の『女性自身』の記事が、安倍首相に対してのみの記事であれば、首相も黙殺したかもしれない。察するに、首相が敢えてそれに対して訂正を求めたのは、昭恵夫人を中傷する記事であったからだろう。そこに、安倍首相の夫人に対する「夫婦愛」を感じ、共感を覚える。

日本を代表するメディアである朝日新聞ですら捏造報道を行うこの国においては、週刊誌がでたらめな記事を垂れ流すのも無理からぬことだろう。いわゆる大手メディアも含めた、ジャーナリズムとしての矜持を持たないメディアの捏造・偏向記事に対して、一つひとつ対応するのは、一国を導いている首相にとっては、本当に無駄な仕事であることは間違いない。

しかし、以前本ブログの記事「安倍首相の「宣戦布告」 ‐無意味なぶら下がりは廃止 Facebookで情報発信へ‐」で議論させていただいたように、ネットメディアを活用することにより、メディアのバイアスなしに、首相が直接国民に語りかけることができる時代を迎え、これまでとは比べものにならないくらい容易に報道に対する反論ができる環境になっている。

秘書の方々などの協力を得て、安倍首相には、積極的にメディアの「不正義」を糺していって欲しいと心から願っている。それによってネットを中心にメディアの企みは暴露され、批判に晒される。そうなれば、大手メディアもそれを無視できなくなる。例えば今回の、安倍首相のfb上での『女性自身』に対する批判も、産経新聞時事通信が報道している(朝日、毎日は沈黙しているが…)。

こうした動きを見ていると、上述の本ブログの記事で予測させていただいたように、「(首相のfbによる情報発信が強化されて)何が起こるかというと、ネットを使える人間が既に首相のfbで知っている情報を、メディアは、ネットを使えない人間のためにそのfbを参照して伝える、ということである」ということが、まさに現実となっていることを痛感する。

さて、最後に、ファーストレディが1000万円もの公金を使うよう指示したとの事実を「捏造」した、『女性自身』、及びその発行元の光文社はどう対応するのか。一国の首相に「とんでもない捏造記事」だと断言され、訂正を要求されているのだ。

こうした連中のメンタリティを考えれば、裁判に訴えられない限り、訂正・謝罪などすることはあり得ないだろう。それはそれでしようがない。その程度の倫理しか持ち合わせていない輩なのだから。

我々にできることは、安倍首相の夫人に対する思い遣り、そして、愛する人のために闘うその「男気」を決して忘れないこと。そして、「女性自身=捏造報道」という事実を理解し、そんなゴミ同然の週刊誌に対して無駄なお金を使うことなく、もっと世の中のためになることにお金を使うことを心がける、ということになるだろうか(差し出がましい言い方で済みません)。

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