戻って来た安倍晋三
今日、安倍晋三氏が自民党総裁に選出された。選挙戦が始まった当初は、決選投票に残ることさえ不安視されていたが、見事な逆転勝利だった。奇しくも今日は、2006年に安倍氏が内閣総理大臣に指名された日。何か運命的なものを感じる。以前、僕のfacebookページで以下のようなコメントをさせていただいた。
「小泉首相による日朝首脳会談から今日で10年。地元新潟のローカ
失踪者が拉致被害者と認定されれば、日本政府が北朝鮮に対して返
何十年にも渡って被害者家族を苦しめ続けている拉致問題。平壌宣
僕は現在の自民党を支持してはいないが、今回安倍氏が総裁に選ばれたことは歴史の必然であるように思え、民主党がボロボロにしたこの国を復活させるきっかけになることを期待している。とは言え、シロアリ官僚を増殖させ、国民の血税を彼らと政治家たちで山分けするシステムを構築したのは歴代の自民党政権であり、安倍氏がそうした旧弊を打破することができるかどうかは全く未知数であると言わざるを得ない。
憲政の常道からすれば、安倍氏が次期首相になる可能性は現在のところ極めて高い。総理経験があり、国家の最高権力者の力、そしてその限界を熟知していると思われる安倍氏の再登板は、あらゆる面において不安定化しているこの国を立て直す第一歩となるのかもしれない。
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